ITコーディネータの活用のしかた
ITコーディネータは、ITに強い経営コンサルタントです。
ただ、税理士資格などと同じく、資格のあるなしより、経験と能力が成果に結びつく側面もあります。 ITコーディネータがご支援する範囲が広いため、ITコーディネータ個々に専門の強みを持っており、 個々の強みを活かして、グループでご支援することも可能です。 弊社インテリジェントパークは、“中小企業のよろず相談所的コンサルタント”を業として18年、 必要に応じて、コンサルタントネットワークや提携士業とのコラボレーションで、どんなご要望にも お応えいたします。
ITやWebをもっと活用したいが、わからない
『必要だとは思うけど、自分にはわからないから・・』ITやWebに関しては、そんな社長様の声をお聞き することが多くあります。
経営者の方がITの専門家になる必要はありません。 経営にITがどう活かせるか、経営にどんな情報が欲しいか、何を見たいか 、これを明確に示し、費用効果の高いITを経営ツールとして使いこなす ことが経営者としての役目です。
このとき問題となるのが、ベンダー・社内双方のITの専門家(IT構築に関わる担当者)に、経営能力 や経営の知識・判断ができる人材がいないということです。
ITコンサルタントやITコーディネータは、経営とITの双方を理解し、経営とITを繋ぐ者としてご活用ください。
ITコーディネータは、どんな資格か
ITコーディネータは、ITに強い経営コンサルタントです。
資格取得はペーパーテストと実務研修の2本立て、資格継続には毎年の継続学習が義務付けられています。
それは中小企業の経営者さまの力強い味方となるというITコーディネータの仕事に、 幅広い知識と経験・人脈が必要となるからなのです。
ITコーディネータに必要な能力
前述のように、中小企業の経営者さまの力強い味方となるというITコーディネータの仕事には、 幅広い知識と経験・人脈が必要です。
【 ITコーディネータに求められる能力 】
経営の能力:経営にかかわる全般を理解し、
以下についてのご支援ができること
- 経営戦略をたてる、経営戦略を展開する
- 事業計画をたてる、事業計画を展開する
- 費用と効果を予測、予実を管理、対策する
ITの能力:技術動向・事例知識経験、適正価格判断に加え、
IT構築についてのご支援ができること
- 経営戦略からIT戦略を導く、IT戦略を実行計画へおとす
- あるべき姿と経営戦略との一貫性を保ちながら、業務改革を含む要求仕様を確定
- 業者選定の基準確定と実行、開発フェーズでの折衝
- 変更管理、リスクマネジメントを含むプロジェクト管理
- ヒューマンスキル:伝える、聞き取る、まとめる、育てる能力を持っていること
ITコンサルにかかる費用目安
コンサルフィー(費用)は、
- コンサルタント会社ごと
- 案件の規模
- 案件の難易度
- 御社内の人材能力 によって異なります。
『IT構築プロジェクト』として、ある程度の規模をもってのシステム導入をされる場合は、 目安として、開発システムの価格の5%〜10%程度になることが多いようです。
ですが、中小零細企業さんにおいては、ある程度の規模をもってのシステム導入を 前提にしての動きより、経営改革の中でITを活用するという目安の方が良いと思います。
実際に活用するのは、レンタルのアプリケーション(ASPやSaaS)だったり、Officeのエクセルや グループウェアで事足りることもあるでしょう。
- コンサルタントを活用することに、費用的不安をお持ちの方は、
詳しくは、IT活用の形態と費用のページをお読みください
- 経営の助けとなるIT化について知りたい方は、→ 見える化経営IT経営のススメ
- IT化のために必要な人材と体制について知りたい方は、→ IT化プロジェクトの考え方
- 業者選定と提案見積書の見方について知りたい方は、→ 業者選定のポイント
※IT経営応援隊事業や中小企業支援センター、中小企業基盤整備機構など、専門家派遣制度もございます。