会議の3悪
経営コンサルタントという仕事がら、私は、たくさんの会議に参加いたします。
ですが、会議が会議として機能しているところは、そう多くありません。
・集まるだけの会議
・夢を語る、訓示だけの会議
・現状報告だけの会議
そんな会議が、普通になっていませんか?
中には、会議や会合が、勤務時間のほとんどを占め、そのための資料作りと、雑談などを考えると、会議参加のために給料を頂いているのね〜って状況の、エライ方もおられたり・・・
あなたの会社では、毎週2日以上を会議のために使っている従業者(社長さんを含みます)の方が、何人おられますか?
会議は必要、重要です。
でも、ちょっと、参加者の時給×時間の合計額を考えて見ましょう!
会議の費用対効果を検討してみましょう!
無駄な会議はないでしょうか?
少なくとも、会議には、決すべき目的目標が なければいけません。
テーマにあげた、会議の3悪とは、そもそもは、ご支援先の会議室に貼ってあったものなのですが、これを見て、本当に共感いたしました。そして、自分の参加する会議では、必ず、意義と意味と効果と成果を考えることを始めたのでございます。
ひっぱるだけ、ひっぱりました!会議の3悪とは・・・
- 会して議せず
- 議して決さず
- 決して動かず
加えて、会議後の
- 動いて省みず
- 省みて変えず
にならないように、手をうつことも重要です。
もともと決まっていることを、会議の原則に従って、『賛成〜〜!しゃんしゃん!』という手順を踏まなければならない場合もございます。
ですが、日々の経営や業務にかかわる会議が、こうであってはいけないのです。
また、
『・・・ということで、目標数値は達成できておりませんが、引き続き、努力を続けます』なんて、できなかったこれまでを引き続けることを承認するだけでは、会議の意味がありません。
さらに、会議で集まってから、たくさんの資料を配布するようでは、中身を理解することもできないかもしれません。資料は事前配布で、会議では、会議参加者各自がひとことづつでも意見を述べるところから始まるくらいの気持ちで臨まれることをお勧めします。
- 1.何を決する会議なのか
- 2.決した内容が、実行できる環境を作ったか
- 3.実施状況をモニタリング、評価分析する仕組みを確認したか
これから、会議の方!頭の隅にでも置きながら、出席してみてください。
きっと、何かが変わります。