携帯電話(モバイル)の活用(1)
最近は、不況ビジネスが好調です。
不思議な言い方に聞こえるかもしれませんが、
どんなことにしても、
こんなに世間が、足並みを揃えて動くときは、ニーズの変化が同方向だったりしますから、 実はビジネスチャンス!です。
さらに不況期の“巣篭もり傾向”には、PCや携帯の活用シーンの増加は、間違いありません。
そして、不況が話題の中心になったころから、どんな商品に対しても見られる、Webの検索キーワード傾向は、
- 『訳あり』
- 『特価品』
- 『倒産品』
のような言葉を商品に重ねた検索の増加です。
ですから、このような言葉を加えたキーワード対策を施したページを作ったり、
現在の販売のページに『訳ありセール』コーナーを加えるという手もあるでしょう。
このように、集客対策は、その時期に応じて継続的に行っていくものです。
お客様を見ながら、どれだけ正確に購買契機を捉えるか、新ターゲット(新しい有力なペルソナの出現)や利用シーンに気づけるかが、 成功のポイントです。
これまでの記事においての集客対策は、前記の具体的対策の方法と、 その成果の見方について、PCサイトでの対策を書いてきました。
これに加えて、今の社会における集客対策では、携帯電話の活用もしていく必要があります。
携帯電話を持たない人は“変わっている”と言われる世の中、高齢者の方でも、携帯メールと電話機能は使うという方が増えています。 メールは打てないけど、来ると見ますレベルの方を含めると、携帯電話活用集客は若者向けという認識を捨てた方がよいと思います。
実は、70代の私の両親も孫たちとの会話のため、携帯メール熟練者です。 (絵文字の使えない私より、華やかなメールを作るから、びっくりです。)
携帯電話は、非常に大きな集客ツールとなることをご理解ください。
1.携帯利用の配信広告(メール等での広告)の特徴
携帯の情報は、『個』に強く入り込むという特徴を持っています。 印象に残りやすいのだそうです。
マクドナルドやモスバーガーなどの携帯活用事例を考えると、活用イメージがわきやすいでしょう。
また、携帯メールは、直販だけでなく、実店舗への来店促進にも向いています。
例えば、OLをターゲットにした美容院や衣料品店ですと、お昼休みすぐにメールを配信しましょう。
お昼休み、食事がてらに確認する携帯メールは、開封&購読が9割近くになりますし、一緒におしゃべりをしている仲間との話題にものぼりやすいものです。
居酒屋さんなら、18時半くらいの情報配信が効果的です。
共働きのお母さんへ向けての、近くのスーパーの特売情報や、食料品や日用品の販売・配達をしてくれるネットスーパーのセール情報の配信でしたら、 何時に送れば効果が上がるか、などということを考えながら、情報配信をしてみてください。
予想がつかない方は、時間をずらしながら配信してみて、最もリターンの良いところを探してみましょう。