携帯サイトのつくり方
1.携帯サイトについて
W3Cという国際標準コードで作成したPCサイトのページは、携帯でも見ることはできますが、
- ページのファイルサイズに制限がある
- 画面の幅が小さい
- キャリア各社で、仕様が微妙に異なる
- PCとは利用シーンが異なる(出先から、待ち時間が発生したときなど)
といった携帯の特徴を考えたページを作らなければ、効果はあがりにくいことから、できればPC用のサイトと並んで携帯向けのページを準備することをお勧めしています。
2.携帯サイトの基礎知識
携帯サイトには、公式サイトと一般サイトがあります。
公式サイトとは・・・・
ひとくちに携帯サイトと言っても、ドコモは「iモード」、 auは「EZweb」、ソフトバンクは「Yahoo!ケータイ」と、それぞれ、携帯のボタンワンプッシュで、 各社のキャリアポータルサイトのトップページが表示される仕組みになっていますよね!
トップページからカテゴリ(分類された見出し)を追って行けるのが公式サイトです。
キャリアの課金システムを利用できたり、キャリアポータルの検索窓からの検索結果に優先的に表示されたりという特典はあるものの、
- ● キャリアの審査に通らなければいけないこと
- ● 審査にはコストがかかること(300万円くらい)
- ● 審査に時間がかかること
- ● リンクやページの変更の自由度が制限されること
から、普通は公式サイトとなるのは、難しいでしょう。
ですから、ここでは、一般サイトの作り方をご紹介します。
3.携帯サイト(一般サイト)の作り方
すでにPCサイトのドメイン(URL)をお持ちの方は、その中で 携帯サイトを公開することもできます。
ただ、「iモード」「EZweb」「Yahoo!ケータイ」3社それぞれに、規約が違いますので、自分でコードを作るのは、経験がないと難しいかもしれません。
『サイト作成なんて、できないよ!』という方は、無料・有料の携帯サイト自動作成ツールをお試しください。
“携帯サイト 作成ツール”で検索してみられると、たくさん出てきますので、とりあえず無料版で確かめてみると良いと思います。

ためしに、FC2のケータイホームページ作成無料版で作ったサイトがこちら・・・ 左の2次元コードを携帯カメラのバーコードリーダーで読み取ると、サイトが表示されます。
チラシやパンフレットに掲載して、誘客してみては?
4.携帯サイトのバナーの作り方
先に書きましたとおり、携帯サイトは、PCサイトに比べて、画像などを減らして、ファイルサイズを小さく作る必要があります。
ページ数もコンパクトに要点だけをまとめて、ひとめだけの伝達勝負と考えておきましょう。
ただ、携帯は、画面の大きさに対する情報の比率が高いので、心理的にインパクトが強く、記憶に残りやすいという特徴がありますので、 テキスト情報の羅列を避け、“ここへ!”というクリック案内には、横幅が200〜240pxくらいの大きさのバナー(下の画像くらい)を準備します。

さて!!さて!!
この記事のために、試しに私が作った、ふたつのバナーを比較して、どう思われますか?
クリック率に差がつくふたつのバナー・・・その原因は?!
どうぞ、考えてみてください。
クリックに導くポイントは、
- ● 販売が目的だと主張しすぎないこと
- ● このバナーを見たターゲットが、『自分が該当する』ことを認識できること
- ● 『興味ある情報だ、見たい』と感じてもらうこと
難しそうでも、やってみたら案外できた!ということになると思うのですけど・・・・
Let's try!!!!